一坪菜園

家の脇にミニ畑を作ろう!一坪菜園の始め方

一坪菜園

はじめまして、ルーキーおじさんです。

今回は一坪菜園の始め方について説明していこうと思います。ちなみに住宅敷地内に作る事を前提にしてます。

どんなに狭くたって穴掘って土盛って野菜が作れれば畑です!

おにいさん
おにいさん

野菜作ってみたいけど時間がないなぁ

おねえさん
おねえさん

家にスペースがないからなあ

大丈夫です!時間もそんなにかけずに、スペースもそんなにいりません!

おねえさん
おねえさん

でも何から始めれば…

これさえ読めば大丈夫です!

スペースを決める!

まず畑にする場所から決めましょう!

畑と言っても極端な話、地面に穴掘れば畑になります!

賃貸で好きに使えるスペースがない方はベランダにプランターでできます!

ある程度まとまった広さがなくても、分譲戸建住まいの方なら住宅周り1m程度のスペースがあると思うので、そこで野菜を作れちゃいます!

仮に砂利が敷いてあっても表層だけなので他に寄せれば土は出てきます。防草シートがある場合はカッターで切れば問題ないです!

ただもちろんスペースにはオススメはあります。

日当たりいい場所(1日数時間)

ほぼ日陰でも育つものもありますが、日が当たるに越したことはないです。同じ野菜を日向と日陰で比べて育てましたが、日向に向いている野菜の成長スピードは歴然でした(⁠T⁠T⁠)収穫量が断然違います。

・水はけがいい場所

水はけが悪い土壌の場合、作物の根が酸素不足になりやすく、病気のリスクも高まるため、改善が必要になります。

雨が降ったとき、いつまでも水たまりが残っていたりする場所はあまりオススメはできないです。

・風通しがいい場所

これも重要な要素で、風通しがいいと湿気が溜まりにくく病原菌やカビの発生を抑えられたり、真夏の場合、暑くなりすぎる事を防ぐこともできます。

まずはスペースを決めて下さい:⁠-⁠)

囲い方を決める!

次に囲い方です。主な方法は

・ベニヤ板で仕切る

これは個人的にかなりオシャレに感じた作り方です。私も今後機会があればこれも試してみたいです。

↓詳しくはこちらです

・あぜシートで仕切る

これが結構便利で割と使ってる方を見ることがあります。サイズの調節も自由自在なので、細長く畑を作りたい方にもオススメです。

↓こういうものです

・ブロックやレンガで囲う

この方法で私は作りました。

というのも上の方法の場合畑の中を耕したい時に囲いを踏みつける事ができないので管理しやすさからブロックで作りました。

ホームセンターに売っていた擬木風コンクリートブロックを使用

ただこの作り方なデメリットはブロックの厚さ分畑が狭くなることです。

このスペースの寸法が外幅で3m×1.44mですが、内幅で2.76m×1.2mです

3✕1.44=4.32 2.76×1.2=3.312

4.32-3.312=1.008≒1㎡分狭いです(⁠T⁠T⁠)

書きながら、おじさん結構ショック受けてます(⁠T⁠T⁠)

ただ、私はエクステリアの一部として擬木を使用したかったので、これで満足してます。

・囲わない

一番コストはかからないですね。ただ、問題なのが高畝(土を高く盛ること)を作るのが難しいので、地下に長く伸びる大根などは作りづらくなります。ただスペースは一番広く使えると思います。

土を用意する!

まずは培養土バーク堆肥を購入して下さい。

↑イメージとして一応載せましたが、ネットだと送料分が値段に入っていたりと割高になってしまうので、近くのホームセンターで買った方が個人的にはオススメです。

私は培養土25L×4袋 バーク堆肥40L×2袋の畑のベースに使用しました。

値段は

・培養土4袋で1100円(広告の品)

・バーク堆肥2袋で900円

合わせて2000円だった記憶です。

ちなみに堆肥としては牛糞が一般的ではあるんですが、家族が庭で糞を使用する事に抵抗があるということで、牛糞の含有量の少ないバークをメインに使用しています。

掘る!

ひたすら掘って下さい!

畑を作る上で開墾が一番大変でした

↑我が家の一坪菜園の開墾中の様子です。

とにかくしんどかった😓

敷地が50年前に団地全体で造成した土地なのですが、トンネル掘削の土を使用したそうで、外構屋さんにお願いした表層の山砂の下は石と粘土のガチガチ地盤でして、スコップが入らん入らん!

写真奥の石は全部出てきたものです(⁠T⁠T⁠)

掘削中雨が降ると池になってしまうくらい水はけが最悪だったため、40センチ掘りました(⁠+⁠_⁠+⁠)

もし水はけがいい土地でしたら30センチ程度掘って柔らかくしてください。

掘った土はできる限り小石等を除き近くによせておいて下さい。

それと掘る前の注意点ですが、汚水桝や雨水桝が付近にある場合は配管が通ってる可能性があるので、確認してください!水道管も注意が必要です!

土を混ぜる!

必要な分掘り進めたら購入した土を入れつつ混ぜ合わせます。

もともとあった土も基本全部使いましょう。

業者に頼めば残土処分も可能ですが、その土地の土なのでせっかくだから使えるものは使いたいですね。

穴に掘った土を入れつつ購入した土も入れて均します。

はじめのうちは山砂やもともとあった土と購入した土が馴染みにくいですが、色々作っていくとだんだん馴染んで畑の土になっていきます。

畑の完成!

土を混ぜ合わせたら畑の完成です!

後は育てる野菜に応じて元肥えを入れたり苦土石灰でアルカリに調整したりと出てきますが、ベースとしては完成です!

色々な野菜を作りながら、定期的にバーク堆肥等でフカフカにしてあげるとだんだん畑らしくなっていきます(⁠^⁠^⁠)

2024年(3年目)の早春 大根等採った後です。

ちなみに…小さい畑のメリットとデメリット

◯メリット

・管理がしやすい

やはりこれに尽きます。一坪程度でしたら耕すのも整理するのもやりやすく、手の届く範囲でできるためとても管理がしやすいです。

・資材を大量に必要としない

ある程度規模を大きく畑をやるには、毎年大量の堆肥が必要だったり耕すのも耕運機などがないとかなりの重労働ですが、小さい畑ならスコップ1本あれば耕せます。堆肥もそこまで多く必要としません。

・どこでも作れる。

幅30センチもあればレタスなどの葉物野菜は十分に育てられます。なので住宅周りに90センチ程度スペースがあるなら通路として50センチ確保すれば残りは耕して畑として使えます。

日光が当たらない場所であれば、大葉やみょうがなどは作れます。

私も一坪以外に、通路の一部を畑化して使用しています。

農薬不要

大規模にやる場合は農薬を使わないと管理が追いつかずあっという間に野菜が穴だらけになってしまいがちですが、小さければすぐ対応できるので農薬を使用しなくても大丈夫です。

✕デメリット

・自宅で消費する野菜を全て賄うのは難しい

これはなかなか切実でして、家庭菜園レベルなので余程計画的にかつ効率よく栽培しないと春野菜から冬野菜までを賄う事はかなり難しいと思います。

なのでまずは自分や家族が好きな野菜を多く収穫したり、あまり出回らないか出回っても高いものを収穫というスタンスでもいいと思います。

栽培にオススメの野菜などは別記事にまとめたいと思います。書いたらリンク貼ります。

・連作障害の対策が必要

これは野菜を作った次の年からの話になるのですが、野菜の種類によっては連作障害(同じ場所での収穫を嫌う)のものが一定数あります。

スナップエンドウが好きで1年目と2年目で一坪の中で多少場所をずらして植えたのですが、葉もチリチリになったり変形したりと散々で、1年目の半分くらいしか収穫できませんでした。

狭い範囲なので毎年同じか近い場所に連作障害が起こる野菜を植えると思うような収穫ができない可能性があります。

狭い畑だとこれが2年目以降の課題になります。

詳しくは別記事にまとめます。書いたらリンク貼ります。

・虫や病気を放置で全滅の恐れあり

これもなかなかに切実です。狭いエリアだと植える本数に限りがあるので、それが虫の被害や病気になると、早めに手を打たないと全く収穫できない可能性もあります。

なので虫を見つけたら早めに退治したり、病気がある場合は早めにその部分を摘んだりと、対策は必要となってきます。

私はスナップエンドウを育てていた時は葉を食べる虫が結構出ていてそのままにしておくと葉がチリチリになってしまったので、気づいてからは毎朝のように数匹潰してました(⁠*⁠_⁠*⁠)

終わりに

穴を掘って土を混ぜれば畑としてはあっという間に作ることができます。

その中で色々な課題も出てくると思いますが、まずはとりあえず始めてみてはいかがでしょうか(⁠^⁠^⁠)意外となんとかなります

いい趣味になりますよ(⁠^⁠^⁠)

既にやっている方、農家の方は、おじさん下手なりに頑張ってるなあくらいに思ってもらえれば(⁠^⁠^;⁠)

プランターの方はこちらをどうぞ!私も参考にしています。

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