基本情報
- 科名 ニレ科
- 属名 ケヤキ属
- 分類 落葉高木樹
- 高さ 〜30m
- 開花期 4〜5月
- 花色 黄緑色
- 葉 鋭い鋸歯を持つ楕円形
- 果実 葉の根元に付く
- 耐寒性・耐暑性 非常に強い
- 用途 主に街路樹、公園木
- 成長 とても早い
ケヤキは日本、韓国、中国など東アジアに自生する代表的な落葉広葉樹で、国内では庭木や街路樹、公園木として広く利用されています。
特徴
ケヤキは成長が早く、高さ20〜30メートルまで成長することもある大木です。 広がる枝葉は傘状に育ち、根元がどっしりとかなり太い幹を持ち、非常に力強い樹形が特徴です。春には小さな新緑の葉をつけ、秋には赤や黄に美しく紅葉します。冬になると葉が落ち、独特な枝ぶりが楽しめます。
・木材としての利用
ケヤキの木材は非常に硬く、木目が美しいため、家具や建築材料としても人気があります。特に床柱や一枚板のテーブル、神社仏閣の建材としても利用され、高い評価を得ています。
・天然記念物
山形県東根市の大ケヤキは樹高28m・直径5mの巨木で国指定の天然記念物に指定されています。樹齢は1500年以上!想像もつかない年月ですね。
日本一の大ケヤキ
東根小学校の校庭にそびえる、国指定特別天然記念物の大ケヤキ。東根の大ケヤキは、南北朝時代(1347年ころ)小田島長義が築...
様々な自治体で天然記念物として指定されています。
佐久山のケヤキ(さくやまのけやき) 県指定天然記念物
指定年月日 昭和43年3月12日 所在地 大田原市佐久山2030 大日堂境内 所有者 長宗寺 員数 1本 樹高 21.7...
見分け方
見分け方は、樹皮が比較的判断しやすいです。
樹皮は縦や横に裂けたりはせず、少しぼつぼつしています。あとは1枚目のように鱗状に表皮が剥がれてることが多いです。
葉は大きな鋸歯があり、内側に巻いてるのが特徴です。また、葉の表面がざらざらしており厚いのも特徴です。
樹皮や樹形で判断できれば真冬に葉が落ちた時でもケヤキだと判断しやすいです。
真冬にケヤキの枝に積もる雪の光景も圧巻です。撮影できたらアップします。
春は新緑を楽しみ、夏は木陰となり、秋は紅葉を楽しみ、冬は幹と枝で楽しむ、日本を代表する落葉高木樹。
ぜひ散歩のときなど見つけてみてください。すぐに見つかります(^^)
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