樹木のススメ

樹木のススメ〜木には多くの魅力がある!

樹木のススメ

こんにちは、ルーキーおじさんです。

皆さん日常生活でこう思ったことないでしょうか?

おにいさん
おにいさん

花が咲いてるこの木ってなんだろう?

おねえさん
おねえさん

紅葉がきれいなあの木は何の木だろう?

そんな疑問、分かるようになります!

前置き➀樹木のススメ

庭に植わっている木のみならず、住んでいる地域には都会や田舎関係なく、数多くの緑が存在して、その一つ一つにしっかり名前や特徴があります。

また自生している木も街路樹も庭木もそこに植わっていることには理由があります。

例えば自然の木なら、温暖な気候が適していたり、多湿の地域に多かったり、ある程度の寒さが必要だったりと様々です。

私も毎年悩まされるスギ花粉症は、北海道では道南の一部地域を除いてはほぼ確認されないといいます。

それは杉の木が極寒の地域での生育には適さないためで、北海道では寒さに強い白樺やハンノキの花粉症が主流だそうです。

街路樹は、道路沿いなどは排気ガス等の公害に強く日差しよけの効果、CO2の軽減効果、町並みに彩りやうるおいをもたらす効果等、様々な植えられている理由があります。

庭木といえば敷地正面に植えるシンボルツリーの役割が最近は多いですが、庭園があるような住宅敷地では三大庭木とよばれるモクセイ・モチノキ・モッコク江戸五木とよばれるアカマツ・イトヒバ・モッコク・イヌマキ・カヤを見る機会は多いと思います。(大木になるカヤが植えられている庭を私はまだ見たことありませんが(⁠^⁠^;⁠))

また他によく見かけるナンテン難を転ずるという縁起が良い理由でよく植えられたり、節分に飾るヒイラギの木は、鬼門にヒイラギとして敷地の北東(鬼門)に魔除けの意味で植えられたりと、先人の人達が考えた意味があったりします。

知れば知るほど奥が深い樹木のススメを私のプロローグから紹介していきます(⁠^⁠^⁠)

前置き②木に興味を持つようになったきっかけ

わたしは今でこそ様々な木の種類がわかるようになりましたが、10年前まではほぼわからないただの若者でした。

そんな若者の樹木との出会い(?)は20代前半に転職した会社が建物や敷地の調査を行う業種で、庭木の判別が必要になる仕事でした。

それまでの私は花や木には全く興味がなく、多年草って何?常緑樹落葉樹?レベルでした。

恥ずかしながら知ってる木はクヌギとスギくらいでした(⁠*⁠_⁠*⁠)

なので、覚えるのには苦労しました。

住宅敷地の庭木調査、はじめのうちは何ひとつわからなかったです(⁠T⁠T⁠)

農家住宅なんて周り見渡せば木、木、木、アイ・ドント・ノウ!!!ハウ!

会社には百戦錬磨の仙人クラスの先輩方がいて、大抵の庭木は何でも知ってました。

その大先輩方に教わりながらひたすら判断方法や覚え方等を学びました。

それは、木の形だったり、名前の由来だったり、匂いだったり、触感だったりと様々です。月桂樹や山椒なんかは匂いでわかります。

あとはホームセンターや庭木店で販売している木をひたすら見続けたり、樹木図鑑を購入し公園や公共施設に植わっている木を見て回ったりしました。

ただ、なかなか見ることがない庭木は当然あり、中には仙人方でもわからないものもあるときは写真を撮り、図鑑と照らし合わせたりネットで特徴を調べて数時間かけようやく判別というものも多くありました。

様々な種類の木を覚えるのに苦労はしましたが、得られたものも多くあります。

今はまた別な会社に転職し、木に携わる機会は減ってしまいましたが、木を見ることが今では趣味の一つとなりました。

次項からは私が感じた樹木の魅力を書いていきます。

樹木の魅力

◯四季折々の変化に気づくことが多くなる

樹木は四季の変化を目に見える形で表現してくれます。 春には桜が美しく咲き、夏には緑が生い茂り、秋には紅葉が彩りを添え、冬には落葉してシンプルな樹形となります。

これらの季節の変化があることで、自然とともに季節の移り変わりを目で見て感じることができます。

いつもの通勤、通学時間や散歩時間も樹木を感じることで、より良い時間になります。

◯美しい景観と癒し効果

森林浴が健康に良いとされるように、樹木が生い茂る場所には癒しの効果があります。

樹木の緑や枝の形状、木漏れ日などは視覚的にもリラックス効果をもたらします。

いつもの公園等、樹木に囲まれた空間で過ごすことで、心身ともにリフレッシュすることができます。

◯長寿と歴史の象徴

樹木は長い年月をかけて成長し、その成長過程が年輪として記録されます。特に古木や巨木は地域の象徴として、人々に長い歴史と生命の尊さを感じさせてくれる存在です。

神社仏閣の御神木等はその圧倒的な存在感で、見るだけで心が癒されたりします。

仕事や普段の生活でも役に立つ

人や建物に歴史があるように、庭木にも歴史はあります。

私が調査等で一般宅に伺っていた時は、会話のキッカケとしてそこに植えてある庭木の話をよくしていました。

そうすると この木は子供が生まれた時の記念に植えたんだ とか おばあちゃんが昔から大事にしてた木なのよ など家族の歴史を知ることができ、そこから会話が弾むキッカケになった事が多々あります。

これは他の仕事でも応用することが出来、営業先に植えてある木の話から思わぬ会社の歴史の話が聞けたり、個人宅に伺った時に庭木の話から始まるとその後の本題を話やすくなります。

また仕事ではなく普段の生活でも、例えば都会暮らしの方の場合、実家に帰省した時にふと庭を見てみて下さい。

きっと親世代あるいはもっと前の代からそこに住んできた先祖の歴史を感じる事が出来るとおもいます。

それは家族の繁栄を思うものだったり、災難から守ってくれるような祈りの思いだったりというものもあるとおもいます。

私の実家にある庭木にもそれぞれ歴史があり親や祖母に聞くと色々教えてくれます。家族の話すキッカケにも繋がります

終わりに

樹木が自分にもたらした効果は絶大でした。

それは樹木と出会う前、出会う後で分けられるくらい 自分の生活の一部となりました。

樹木のおかげで四季をより色濃く感じられるようになり、それは心の豊かさにもつながり、また 日常生活で樹木の景色や匂いを感じることで心身のリフレッシュにも繋がります。

ぜひこの長い長い長文を読んでくださった読者の方の中にも樹木への興味が湧いてくれればと思います(⁠^⁠^⁠)

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